コラム vol.3「オイリュトミーと鉱物」

出典ーオイリュトミーからつながる美しい世界コラム.19

オイリュトミーと鉱物


石を見つめると、小さな粒粒から出来ていることがわかります。このつぶつぶは鉱物と呼ばれる結晶です。結晶は、塩のような立方体のものや、テトラパック型の正四面体(たとえば安四面銅鉱)、正八面体(例えば蛍石)のようなもの、さらには水晶のような六角柱のものなどありますが、どれも幾何学的な形をしています。そこでは、宇宙的な力が結晶を作るのに働いています。

シュタイナーは人間の意識状態と鉱物的世界についての講演(GA243第3章)の中で、次のように述べています。

無限に多様な結晶形態の中には、霊的存在たちの姿が開示されています。
その存在たちは数学的=空間的形姿をとって、結晶の中で生きているのです。
私たちは、結晶体を見ているつもりで、実は神々を見ているのです。(高橋巌訳)

オイリュトミーを学んだときに、六芒星の練習にこの文章が用いられていましたが、光に導かれるように、宇宙に存在する見えない直線を意識して動きました。

身体を作ってきた生命力(エーテル力)は、歯の生え変わる時期から思考として使えるようになってきます。シュタイナー教育では、その思考力が十分に使えるようになった6年生の時期に鉱物学を学びます。宇宙の光から生まれて来たような結晶ついて学ぶのです。

河端則子
プロフィール
30代でオイリュトミーに出会い、オイリュトミーを田原眞樹子氏、笠井叡氏、上松恵津子氏らに、オイリュトミー療法を南アフリカにて学ぶ。現在、オイリュトミスト、オイリュトミー療法士として福岡を中心に活動中。

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