「光は愛」
クリスチャン・モルゲンシュテルン
光は愛、太陽の織物
一なる宇宙の輝き
創造する存在
愛は長い時を通して
私たちの心臓を支える
そして、とうとうその愛は、私たちに与えられた
愛の至高の精神は
三年の間ある方の、体の内に宿られた
そして、その方は硬い地上へと降りられた
父なる神のご遺志を、まさに今地上へと
最も内なる天界の火よ
その愛もいつか太陽となるだろう

オカルト生理学から惑星と臓器の挿絵
太陽と心臓、そしてキリスト存在のことが、原語では長短のリズムでうたわれている。
人間の器官は大宇宙を反映する小宇宙である。各臓器は惑星の影響下にある。土星:脾臓、木星:肝臓、火星:胆嚢、太陽:心臓、金星:腎臓、水星:肺、月:脳と生殖器。人体の秘密が惑星の領域(アストラル界)にある。そして、創造的な言葉の力として、各惑星に帰属する母音がある。太陽:Au、金星:A、水星:I、月:Ei、火星:E、木星:O、土星:U。
オイリュトミーは舞台芸術の他、奥深い精神科学の洞察のもと、教育や療法の場において人間の体に働きかける。

惑星の色環
参考文献
Wir Fanden einen Pfad, Christian Morgenstern
Eurythmie als Sichtbare Sprache, R.Steiner
『オイリュトミー療法の基本要素』 マルガレーテ・K・ボックホルト

竹荒郁美
プロフィール
オイリュトメウム・エレーナ・ツッコリ・ドルナッハ卒。ドイツ、三つのアントロポゾフィークリニッ
クにおけるオイリュトミー療法士コース終了。仙台市在住。東日本大震災を経て、東北でアントロポゾ
フィー医療を実践するための取り組み、東北健康プロジェクト「小さないずみの会」主催。