コラムvol.8「学校・幼稚園でのオイリュトミー療法」

私は二つのシュタイナー幼稚園で25年間幼児オイリュトミーを毎週行いシュタイナー学校小中一貫校で18年間クラスのオイリュトミー授業を行ってきました。
加えてオイリュトミー療法、学校では個別オイリュトミーと呼ばれる、療法目的のオイリュトミーも行っています。

一週間にだいたい15~6人、一人一人と一対一で30分ほどオイリュトミーをします。
さまざまな背景があって、少し集中してケアしてあげたいと思われる子どもたちがやってきます。

ちょっと落ち着きがなかったり、不安げだったり、寂しげだったりで心配される子どもたちにはその子なりの原因、理由が背景にあることが多いです。

目、視力の問題、喘息、アトピー性皮膚炎 などアレルギー疾患、夜尿、便秘などその子ががんばっても乗り越えられない背景が考えられる場合、オイリュトミー療法を試してみます。

学校・幼稚園の子どもに落ち着きのなさがみられる場合、たいてい、魂にとって身体が冷たすぎて身体とうまく結びついていないことが多いです。
冷たい頭(思考)と温かい大きな魂(心、呼吸)が結びついていないのです。

早期の知的な作業によって身体全体が頭のようになっている子どもが増えています。
お勉強のような知的作業のみでなく、感覚刺激が多すぎていることも多いです。

学校、幼稚園のオイリュトミー療法ではまず、温かさを実際に感じ、主に足、脚をさわったり、動かしたり、して温めます。

オイリュトミーの動きによって熱を生み出しつつ、目のトラブル、(近視、遠視、乱視)歯 の不具合 (叢生、空隙 などの不正咬合 )喘息、夜尿などに働きかけるオイリュトミーをします。


安心感が自然に生まれ、少しずつ落ち着いてくる子どもを多くみてきました。
オイリュトミーは不思議な力を持っています。
それは子ども自身が、自分で、自分の中に湧き出る温かい泉のような命の源を見つける、その手助けをする動きなのです。

猿谷利加

プロフィール

2012年スイス ドルナッハにてオイリュトミー療法士資格取得。1996年オイリュトメウム・エレーナ・ツコリ・ドルナッハ修了。ライアーをヨアネス・ベルクスマに師事。
NPO法人横浜シュタイナー学園 オイリュトミー療法士 オイリュトミー専科教師
葉山シュタイナーの家 うみのこびと オイリュトミー療法士 専科教師
葉山シュタイナーの家 子どもクラス アプフェルバウム 大人クラス ラヴェンデル 主催
横浜シュタイナー どんぐりのおうち オイリュトミー専科教師

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